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島根旅行1日目③・玉造温泉〜松江

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14時ごろ、玉造温泉ゆ〜ゆに着きました。

玉造温泉は高級温泉街だけど、ゆ〜ゆは気軽に入れる温泉施設でした。

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船のような変わった建物です。

料金は500円でバスタオルレンタルは100円でした(安い!)スーパー銭湯みたいな感じで、UFOキャッチャーができたり休憩所もあったりしました。(でも現在はコロナで休憩所は使えないみたいです)

一階の売店が品揃え豊かで、普通のスーパーみたいに野菜とかも売ってました。地元の人もよく通っているんだろうな。

エレベーターに乗って2階にあがり、温泉入ってきました。

久しぶりの温泉、染み渡りました……( ;∀;)気持ち良かったです。

玉造というだけあって街にはいろんなところに勾玉モチーフがあったりするんですけど、ゆ〜ゆは浴槽が勾玉の形をしてました。

泉質は塩化物泉というらしい。たしかにお湯、しょっぱかったな。でもお湯の色は透明でした。源泉はどんな感じなんでしょうね??

露天風呂があって、そこに打たせ湯があったので修行僧みたいに身体に当てたり、露天風呂でのびのび入りました。疲れが少し取れたし、身体が温まりました。お客さんは常連さんがほとんどで、あまり人はいなかったです。

湯上がりにコーヒー牛乳を飲んで、14時30分くらいにゆ〜ゆを出ました。

外に出て、さあ松江にまた戻ろうか…とバス停に向かうが、どこにあるか分からずちょっと迷う。

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行きの道路はあるのに(写真左側、一本道になっていて行きのバスはこの道路を走ってました)、反対車線はない。写真右側は歩道になっている。

「あれ?」と思っていると、近くを通りかかったロマンスグレーのマダムに「どうしたの?」と声をかけられた。

バス停の場所を聞くと、松江行きのバスは行きのルートとは違う道を通るらしく、行きの終点で降りたバスの停留所が松江行きの始発になると教えてもらいました。

バス停に戻ることにする。道を教えてくれたマダムは、東京から玉造温泉へ旅行にきたらしい。

マダムは上品そうな人だった。どうもありがとうございました…。

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来た道を引き返す。

写真をみてもあまり人がいませんね。夫婦やカップルで来てる人はいたけど、本当にそれも数名で、お店も閉まっているところが多かった。

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なんとなく撮った路地…。余談ですが、玉造温泉は、勾玉を作れる体験工房とかもあるらしいです。

けど、特に観光もせず温泉に入っただけでした。どこにも寄らなかったの、ちょっともったいなかったです。

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しかしほんとうにろくな写真を撮ってません。すみません…。

バス停に向かって歩いていると、小学生の男の子が下校中でした。

玉造温泉が通学路なんだな…男の子たちにとってはこの温泉街が日常の風景なんだね。どんな感じだろう。

バス停に着いて、ちょっと待ちました。バス停の近くに、地酒専門店があったんですけど、時間に支配されているのでどうにも入る勇気がありませんでした。(バスが来るまで数十分という微妙な時間帯でした)

この小心なところが、自分でも損してるな!って思います。

15時半くらいのバスに乗り、16時40分くらいに松江に戻りました。

松江駅に着き、荷物をコインロッカーから取って、ホテルの場所を確認した後、早めの夕食に行きました。

温泉に入った後だからか眠くて、その日は早く休みたかった。それに、夕食を食べる以外はもう予定はなかったので、いろいろ無事に終わって気持ちがホッとしてました。

17時ごろ、目当ての居酒屋に一番乗りで行きました。だけど17時開店なのに17時過ぎても、店はしまったまま。

恐る恐る戸を開けて「すみません」と声をかけても反応がない。すると、私の後ろにスーツを着たおじさんが立っていて「まだやってないですか?」と聞かれた。

「反応がなくて」というと、おじさんが代わりに、大きな声で呼んでくれた。

すると、「はいは〜い」と店主のおじさんが出てきた。私の声が小さかったのね…スーツのおじさんは店主と知り合いらしい。

私が食事できますか?と聞くと、店主が大丈夫ですよとおっしゃって、ホッとしてカウンター席に荷物を置く。席はカウンター席しかなかった。2階は座敷席らしいです。

スーツのおじさんはお客さんではなく、なんか取引先の人っぽかった。おじさんありがとでした…。

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私ひとりしかいないカウンターで熱燗とおでんを頼んだ。

熱燗のお酒はなんだったかな。島根の純米酒だったと思うけど…。他にも、メニューに大吟醸の飲み比べとかもあって、あとでそっちにすれば良かったと後悔した。

おでんはしじみで出汁をとったおでんらしい。すごく優しい出汁だった!染み込んでいて、美味しかったです。

島根は酒どころで、松江に地ビール館があるし、日本酒も色々ありますね。だけど明日の為にあまり飲みませんでした。

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お刺身の盛り合わせを頼んだ。

海産物が美味しい地域なので、どうしてもお刺身が食べたかった。お刺身のメモは、店主が書いてくれました。

普通に美味しかった。そういえば、お昼に蕎麦屋で食べた天丼の海老も新鮮な感じがして、美味しかったな。

だけど、しらうおは、初めて食べたけどちょっと苦手な味でした…。食べ慣れてないからかな。

店主のおじさんは忙しそうに「予約のお客さんが入っていて、その準備で…バタバタですみませんね〜」と言っていた。忙しいときに来ちゃったんだね。こちらこそ…。

しばらくして、予約のお客さんがきたけど店主さんが2階の座敷席にいて対応できなかったので、「いまちょっと準備中みたいですよ」と代わりに取りついだりした。

そんなやりとりが変だけど面白かった。

最後にしじみ汁を頼んで(写真撮らず…)お会計をした。

店主のおじさんが、「バタバタしてすみませんでした。取り次まで…。いつもはお母ちゃんがおるんやけど、保育園の迎えに行ってて今日は1人だったんです」

と言っていた。女将さんがいらっしゃるんだな。いえこちらこそ…ありがとうございましたと私も挨拶をして、店を出た。なんだか、親しみやすいお店だった。かねやす食堂という店だった。

予約のお客さん以外、最後までお客さんは私1人だった。平日とはいえ、こんなに人が来ないとは…。コロナの影響がいろんなところにありました。

駅前のビジネスホテルにチェックインして、やっと1日が終わった。

この日泊まったホテル、最新のテレビでYouTubeが見れるんですけど、YouTubeがめっちゃカオスでした。

検索履歴はいかがわしいワードばかりだし、いろんな動画があった…。

うんざりしたので、テレビを消して、ホテルのベッドに着いてる目覚まし機能とか、ラジオが聴けるボタンをはじめて押してみた。

もう何回もビジネスホテルに行ってるけど、ベッドサイドの機能、使ったことなかった。bgmとかも聞けるんですね。

ラジオを流しながら、眠いのに眠れない夜を過ごして1日目が終わりました。

すごく長くなってしまいました。

明日は出雲方面へ向かいます(つづく)