島根旅行2日目①・雨の出雲市
3月5日金曜日
5時すぎに起床、外は雨の音がした。
夜、眠れたか眠れないかわからない感じで、身支度をして外に出る。
雨、結構降っている。すごく寒かった。
今更ですが…、旅の服装失敗した。コートは着てたけど、完全に春の服装で来てしまった。まだまだ冬の季節でしたね。
松江は今日でお別れです。もっとお土産とか見ればよかったかな…とその時になって後悔する。
松江駅のなかに地酒を飲めるコーナーがあったりしじみラーメンの店があったり色々気になるお店が多かったけど、通り過ぎてしまった。
松江始発(6時41分)の電車で、出雲市に向かいました。
出雲に着いたら出雲大社に行くのですが、雨の参拝がすごく憂鬱でした。
天気予報だと午前中はずっと雨で午後から回復するらしい…。いやだなあ。
神社パワーで偶然雨止まないかな〜とのんきなことを考えながら出雲の到着を待つ…。
1時間後、7時20分に出雲市に到着。写真がわかりづらくて申し訳ないですが、出雲市駅です。
寒い寒すぎる…。
出雲は松江よりもっと寒かった…。あとから聞いた話ですが、出雲は寒いところなんですね。雨と風のダブルパンチ!
出雲駅のバス停で、出雲大社行きのバスを待ちます。
バスは並んでる人はいましたが、まばらでした。もし、これが繁忙期なら出雲大社行きのバス、長蛇の列なのかな?なんて思いながら、7時30分にバスに乗り…。
朝の8時10分頃、出雲大社に到着。
雨と風はやまず、神社パワーは効かなかった…。
こんな朝早くに、雨の出雲大社に行ったのは初めてでした。人もあんまりいなくて、静かでした。いつも出雲大社は人でいっぱいのイメージでした。
折り畳み傘を持って、広い参道を進みますが、あっという間に靴(スニーカー)はびしょ濡れです。もうここまで来ちゃうとどうにでもなれと思っていたので、あまり嫌ではなかったです。
雨の出雲大社は美しかったです。人気が無くて、しーんとしてて、清々しかったな。
わたしが居る時は、ずっと雨が降っていたから、行くタイミング間違えたかなあと思ったけど
早朝だからか、お社で宮司さんたちがみんな揃って、神様に祈祷?かな、お祈りしているところを見れました。太鼓の音がして。
あれはなんだったんだろう…。神様に朝のご挨拶をしていたのだろうか。
おみくじも引きました。
出雲大社のおみくじは、大吉とか吉とか無いです。そのかわり、訓というメッセージ的なことが書かれています。
「神は、何事も照覧したもうなれば、善を守り、悪を避けよ。」
善悪の基準は?とか深く考えてしまったけど、結構いいことが書かれてました。
おみくじは結ばずに、持って帰ることにしました。
ゆっくり出雲大社を見て歩いて、参拝しました。歴史をヒシヒシと感じました…。参拝客があまりいないからか、装束に身を包んだ神職の方や巫女さんをみると、タイムスリップした気分になった。
この日の出雲大社は、近寄り難いようなひれ伏す雰囲気だった。自然に対する畏れのようなものと似てる感じ。
オオクニヌシノミコトって何故か私の中で巨人のイメージがある。大勢の人を受け入れることのできる神様というか(とても広いお社だから)度量が深そうだなあ〜と想像しながら歩いた。
出雲大社に寄った理由は、島根に来たから、というのもあるし、恋愛の縁結びじゃなくて、どちらかというと仕事の縁結びのお願いに行きたかった。
義理の姉が島根の人なのですが、地元の人は島根にある縁切り神社で縁を切ってもらってから出雲大社で縁を結んでもらうらしい。一昨年、連れて行ってもらったことがある。さすがに今回は行けなかったけれど…。
もっといろんな神社に行きたかったけど(美保神社や、日御碕神社など…)時間に限りがあるので、最低限に絞りしました。旅は予定を詰め込みすぎると苦行になります。
今回は、予定を決めてあるだけに、観光を楽しむというよりも、予定通りに動かないといけないので緊張感がありました。車で来たらもっと違う旅になったことでしょう。
9時23分のバスに乗り、10時すぎに出雲市駅に戻りました。
参拝を終えて、雨だけど、とにかく、無事行けてよかった〜〜。と心底ホッとしました。
次の目的地まで、時間があるので、どこかで休憩することにしました。
出雲市駅周辺をウロウロしましたが、目当てのお店が閉まっていたので、結局、駅の構内にあるラーメン屋さんで出雲ぜんざいを食べました。
ラーメン屋にぜんざいがあるのすごいな。ぜんざい、出雲名物だからですかね。
甘い、しょっぱい、甘い、しょっぱい…の繰り返し。漬物があるのがありがたい。ここで初めて温かいものに出会えました。美味しかった、ありがたや…。
今日の朝ごはんは一応、前日に買っておいた1日分のビタミンを朝ホテルで飲んできたけど、実質このぜんざいが朝ごはんだった。
さて、次の目的地に行くために、切符を買いに行きます。
浜田市に向かいます。(つづく)