通りすがり備忘録

いろいろな備忘録

製菓パンの記録2

前からずっと気になっていた部屋の掃除を最近始め…その影響で、昔描いていた絵も断捨離したり整理したりしていて、その時にこのブログに昔の絵を載せました。しかしやはり羞恥心には勝てず1日で記事を消してしまいました。

その時にブログの検索避けもしてしまいました。ひとり孤島のブログになってしまいましたが…この方が落ち着きます。こんな感じでひっそりやっていきたいと思います。

 

話は変わり…。

先日ふと閃いて、シナモンロールが食べたいと思い立って、深夜に作りました。

初めて作るシナモンロールでした。

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カンパーニュのときは、バターは一切使わなかったけど、今回は生地にバターを加え、ひたすら捏ねていきました。最初は、バターの油で生地がベトベトくっつくので、不安になったが捏ねてくうちにまとまった!

上の写真は、捏ね終わって一次発酵する前の生地。発酵は、電子レンジの発酵機能を使った。

発酵して膨らんだ生地にパンチすると、しゅわしゅわ!と気泡が弾ける音を感じ、なんだか小気味よかったです。

発酵おわったら、生地を休ませ、麺棒で生地を伸ばし、シナモンシュガーをかけて丸めていく。

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作る工程の中でシナモンシュガーを入れて、くるくる丸める作業が1番楽しかった!大きさが不揃いなのは、切る時ミスったからです汗

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このまま2次発酵させると、こんな感じで膨らんだ(面白い!)。その後、卵液を塗って焼きました。

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焼けた。少し焦げ目が濃い気がするけど、焼きたてを食べたらすごく美味しくて、びっくり!!見栄え悪くて申し訳ないです。

子供の頃作ったマズいパンが私の基準の中にあるのか、美味しく作れたら私でも作れた!と嬉しくなる。…でも、シナモンの風味は少し弱いかなと思った。

通常、シナモンロールは焼いた後アイシングをかけるのだが、粉糖が無かったのでかけなかった…。アイシングがないと物足りないというか、あっさりしている。グラニュー糖でアイシングに似たようなものを作ってみたけど、粒が大きくてアイシングにはならなかった…。けどそれをシナモンロールにかけたらザラメのパンみたいになって美味しかったです。

バターを使ったパンは、やわらかいし風味が増すんだな〜と改めてわかった。美味しかった‼︎コーヒーによく合うし、満足です。

カンパーニュよりもシナモンロールの方が簡単だった気がする(体感では)

カンパーニュもシナモンロールも、また作りたいです。特にカンパーニュは、まだ完成品に納得できていないから…。

 

一昨年からずっと体調面が良くなくて、よく布団にこもってたけど、断捨離できるようになれるくらいには持ち直してきてよかったです。

まだまだ色々整理したいので、道のりは長いですが頑張ろう。

製菓の記録と感想

先日、カンパーニュというパンを作りました。フランスパンの一種で田舎パンというらしいです。

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見栄えしない写真で、すみません。

初めて作りましたが、ちゃんと膨らんでくれました。焦げてるけど…。

お菓子のスポンジケーキだと作っても膨らんだことなかったので、嬉しかったです。酵母の力すごいな〜。

カンパーニュを作ろうと思ったのは、家族が発酵かごを購入したものの全く使わないので、じゃあ私が作ってみようかというのがきっかけです。

それで食べてみたら、思ったより硬かった。味は、塩の分量を間違えてしまい、ほんの少しだけ塩風味のパンになりました(しょっぱくはなかった)。美味しくいただきました。

作ってみて、発酵したパン生地を捏ねると、生地がふわふわで柔らかくて癒されました(ずっと捏ねていたい…)。ただ、時間をかけて発酵させたり、生地を休ませたりと結構大変。カンパーニュ、何度も作ったら改良できそうだけど、工程を考えると何度もやろうという気にはなれませんでした。

そんな時、最近Amazonプライムで、「ブリティッシュベイクオフ」というアマチュアイカー達がお菓子作りを競う番組にハマり、刺激されてまたパン作ってみよ〜っと、カンパーニュのリベンジをすることにしました。前回塩の分量を間違えたので、今度は間違えないように気をつけた。

2回目は少し写真も撮ってみる。

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発酵かごにいれて出した時の様子。綺麗な丸型にならず…(汗)

ここに十字の切れ目を入れて、予熱したオーブンで焼く。

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焼き上がり。1回目より綺麗に焼けたけど、形がいびつになってしまった。

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断面図。驚いたことに1回目のカンパーニュよりも、柔らかく美味しく焼けました。

硬くなくて食べやすくなった!ただ、膨らみが少し足りないかなあ…と思った。

写真の断面図、下のほうは気泡がなく、目が詰まっていて焼成不足?なのかなと思いました…。

1回目に作った時のカンパーニュの断面図は、2回目のときより気泡がかなり少なかったです。だから硬かったのかな?と思いました。

1回目のときは、それなりにうまく焼けたかなと思ったのですが、2回目を焼くと感想変わりますね…。

こだわったり細かいところをみると完全とはいえなくて、パン作りって奥が深いんだな。納得できるパンを焼くには、かなり時間がかかりそうです。作ってみてわかる、パン職人さんの凄さ…!

そういえば小さい頃、子供向けのパン作りの絵本をみながらパンを作ったことがあって、今思えばあれが生まれて初めてのパン作りでしたが、知識が全くなく発酵なしのただ小麦粉をこねただけのパンでした…。その頃からすると、ずいぶん美味しくできたなあ、と自分で感心してます。

ベイク熱が加速して、クッキーも作りました。

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アイスボックスクッキー、完璧に綺麗な形とはいえないけど、うまく作れた!

紅茶入りとココア入りです。YouTubeのお菓子動画のレシピを参考にして、分量を調整して作りました。楽しかったなあ。

ブリティッシュベイクオフを見終わるまでは、しばらく料理やお菓子作りが加熱しそうですね。

近況とライブ感想

去年の春ごろから体調を崩してしまい、昔患ったメンタルの病気が再発して、現在も療養中…。

今は波がありつつも快方に向かってる、と思います。

そんな中ですが、先月2月末に、久しぶりにライブに行ってきました。

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前回記事を書いた京都ライブ以来なので、約一年三ヶ月ぶりくらいでしょうか、なんだかとても新鮮で、緊張しました。初めて行く気分ってくらい、ちょっと行くのが怖かった。人と会うのが怖くて、緊張した。

ライブはすごくよかった!岡山の知久さんのライブでした。

印象に残ったのは、鐘の歌、いわしのこもりうた、夢みているよ、夢のなかの君など…。

個人的には上記の夢シリーズの歌をライブで初めて聴いた気がする、その二曲が凄かったな。川っぺりムコリッタの歌も初めて聴いたな。

知久さんの歌声は力強かった。パワーがあった…、聴いてると、頑張れ〜って言われてるみたいで、こちらが勝手に「励まされる…!」と感じた。

しかし、音楽を聴くっていうのは、体力のいることなのだとも思った…。今までは気づかなかった。

ライブ終わった後はすぐ帰った。コロナなのもあるが、今の私にはライブに行って帰ってくるだけで精一杯の身体と精神状態。前は、名残惜しくて、誰かと話したりもしていたから、自分の変化に驚いた。

そしてその変化に、嬉しくも感じて、清々しかった。良いリハビリになったと思う。


外の世界に出ると、否応無く外の自分になってしまう癖があって(誰にでもあると思うのだけど)

その境目が開きすぎると、普段の自分と、外の自分と、解離してしまって辛くなる時がある。

外の自分とは、弱さを見せられず見栄をはったり、他人に迎合したりする自分…だと思う。

今までできたことができなくなってしまった、みたいな感覚がある。

前の自分の感覚で動くと思うようにできないので、びっくりしたり、焦燥感でいっぱいになる。徹底的にダメな自分を見せつけられているようで、自分を責めたくなる。

今回のライブは、そういう意味ではそのまんまの私でライブ行けたな!と思う。精一杯慌てながらも、楽しめたと思う。

自分のペースで、またいつか聴きに行けたらいいなと思います。

【回顧】京都ライブと観光2

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前回、ゆっくりしすぎたために、急いで会場へ向かう羽目になりましたが、なんとか開演前に紫明会館に到着して、洋館の中に入りました。

ここへ来るのは今回で三度目だったかな?うろ覚えですが…。何度か来てます。全部3たまライブで、紫明会館で三度もやってくれるの、ありがたいことですね。

会場に向かうと、階段の1番下まで人が並んでいて、列に加わります。並んでいると、見知った人たちが声をかけてくれたりして、思わずホッとしました。

今回のライブは予約制でお金は先払いしていて予約番号で入場していきます。

ドリンクを選んでチケット(手首に巻くタイプ)をもらい入場すると、もう席は満席だったので、1番後ろで立って観ました。

ライブの前って何故か緊張します。それが苦手で、少し遅れて行って、後ろで見るくらいが気持ち的にちょうど良いので今回は後ろで良かった。(もちろん前で見れるのが1番いいんですけどね)

まもなくライブが始まり、久しぶりの3たまの音楽を楽しみました。

コロナで、ライブ配信が通常となってしまった昨今、久々の生音ライブは身体に染み渡るように響いて、心地よかった。やっぱりライブはその場で聴くのが1番良い。

石川さん、滝本さん、知久さんの3人それぞれのソロを聴いた後、最後に3人での演奏を聴きました。

それぞれのソロ曲、滝本さんの新曲が聴けてよかったし、知久さんの丁寧なうたと演奏も凄かったし、石川さんの「学校に間に合わない」が今回はとてもロックな曲に聴こえてかっこいいなあ、と思った記憶。

滝本さんの「トカゲ」で何故か涙が来て、3たまの、「デキそこないの行進」明るい曲なのに、なんだか感動しました〜。

ライブが終わり、大勢の人が紫明会館を後にする。知り合いの方と少し話しながら、外を出るとすっかり暗くなっていて、久しぶりの感情が蘇った。

あ、この感じ、ライブが終わったあとの祭りが終わってしまって帰る感じ、心が空いたこの感覚、懐かしい!かつての遠征の日々を思い出して、ひとりで内心うわーーとなりました笑 あー終わっちゃった…。自宅で配信見る時はこんな気持ちにはならない。

思うのですが、寂しさや後悔、悲しいときは、その最中はそんな風に思う暇がなくて、気持ちが落ち着いてきたころに出てくるらしいです。

ライブが終わった帰り道、気持ちの余裕が出て安心すると同時にさみしさが込み上げてくるのは、ライブの最中から、無意識に寂しさや切なさを感じていたのでしょうか。

たぶん、遠い道のりをかけてほんのひと時のライブをみた、その一瞬とそれまでの距離にどこか無常を感じているんだと思った。

そんな時は誰かと話したくなる。だれかと感想など話しながら、余韻を噛み締めて隙間を満たしたいのかも。そんな自分を愚かだと感じたり、心もとなくて不安になる。

ライブに行く時はすべてが非日常だから、格好も普段着とはいつもはちがうのですが、今回全くお洒落をしてこなくて、普段の格好のままで来て、なんだかすごく自分がちぐはぐな感じもした。

こんなわたしでしたが…、この日会えた人、話してくれた人に感謝。そのあとはご飯を食べに行き、宿に戻って今回のライブ旅を終えました。

次の日も京都観光してましたが、割愛…。

この記事センチメンタルだなーーーと思ってずっと下書きのままの京都ライブでした。

遠征中の、楽しいけど心もとない気持ち、ずっと感じてました。今度は素の自分で無理なく楽しめたらなぁと思います。

3たまライブ、本当に行けて良かった!ライブ聴いて帰って来てからも、その後しばらく元気だった。

ライブに行ける時は行っといた方がいいといいますが…それ本当ですね!

読んでくれてありがとう!

【回顧】京都ライブと観光1

2020年、4月に京都の紫明会館で3たまライブが行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の為ライブは延期。その後、11月に緊急事態宣言が一時解除されたこともあり、11月21日に無事開催されました。

今回はそんな京都のライブと観光について記録を残そうと思います。

 

11月21日、記憶が曖昧ですが、朝9時ごろには京都には着いていた記憶があります。

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京都に着いてすぐ、共通バスカードを購入して(ICカード忘れた)、バスに乗り、安井金比羅宮に直行しました。当時、始めたばかりの仕事が性に合わず心身共に鬱々としていて、京都に来る機会に気分を変えたくて来ました。

安井金比羅宮は有名な縁切り神社で、初めて行きましたが想像していたよりも小さな神社で、街中にひっそりと佇んでいました。

しかし参拝客は多く、写真の縁切り縁結び碑(いし)にくぐるため、多くの人で行列ができてました。まるで一種のアトラクションのようでした。

私は並んでまで、くぐる度胸がなく、お札に願い事を書いて碑に貼るだけでも大丈夫だと聞いたので、お札だけ貼って、お願いしました。

縁切りというので怖いイメージがありましたが、穏やかな雰囲気の神社で、おみくじも引いたら大吉でした。

大吉が嬉しくておみくじは結ばず持って帰ることにして、ご利益を願いながら神社を後にします。

京都に来てわざわざ縁切り神社まで行こうと思う、当時の私の心境を考えるといたたまれないです…。

 

そのまま河原町方面に向かい、京都に来たらいつも行く六曜社という喫茶店に行きました。

いつも地下店に行っていたのですが、コロナの影響か、地下は空いておらず上の階に入店。

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ちょうどモーニングタイム中で、おじさん達と混じって朝食をとりました。

六曜社は、若いころ旅をしていた時にふらっと入店したことがあり、その後バンドのたまやパスカルズを知ってから「ハートランド」という曲が六曜社のマスターの作曲だと知り驚きました。(パスカルズでよく演奏してるおなじみの曲!)

そういうこともあって?京都に来たら、聖地巡礼みたいな感じでよく行きます。

知っているお店が、好きなものと関係があると嬉しいものですね。

時間がまだまだ有り余っているのでどこに行こうかと思想しつつ朝食を食べ、六曜社を出ました。

この日の京都は、外国人観光客がまだあまりいなかったころの京都って感じでした。

外国人観光客が多かった頃の京都は、バスが超満員だったイメージですが、それよりも少し人が少ないかな?って感じ。といってもすごい人混みでしたが…。

河原町祇園らへんをうろつき、歩いて暇を潰しました。

でも特にやることがなくて、無駄に歩いていました。

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人混みに疲れてしまったので、昼食をどこかで簡単に済ませ、鴨川の河川敷でしばらく休憩してました。

はあ〜疲れた…鴨が可愛い…と、SNSしながら休んでいると、

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鴨と鷺が近くに寄ってきてくれて、思わず写真!

とくに、鷺は、対岸の河川敷から飛んできて目の前に降り立ったので驚きました!嬉しかった。

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鴨川の河川敷から、橋が見えて、たくさんの人が行き交っていて、その光景だけでなんだか気持ち的にお腹いっぱいです。

京都に来る前、あそこへ行こうとか色々計画していたのですが、なんとなくそんな気分にはなれませんでした…。人混みに疲れてしまったんですね。

1時間弱休んでましたが、まだまだ時間があるので、宿のチェックイン前に、宿近くの三十三間堂へ行くことにしました。

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三十三間堂の写真これしかない。逆光だし…。でも三十三間堂、すごく良かった!

三十三間堂にはたくさんの仏像があって、楽器を持ってる仏像などもあり、これから観に行くライブの人たちみたいで、心がほっこりしました。

三十三間堂の中で一番おおきな大仏をじーっと眺めていると、不思議なことにうるっと泣きそうになって感動してしまいました。仏様って優しいんだ〜と思いました。

仏像好きです…。というよりも、仏様のお召しの装束がかっこよくて好きです(古代インドの装束っていうのかな?)お坊さんの袈裟もかっこよくて好きです。

行けてよかった…ついついお線香も買っちゃいました。

三十三間堂を出て、宿のチェックインを終え、地域共通クーポンを貰い、しばらく部屋で休憩。

しかし、疲れていたのか、気がつくともうライブ開演間近でした。

急いで宿を出て駅へ向かいますが、パニクって道に迷ってしまい、ヤケクソでタクシーを呼びました。

宿で貰った地域共通クーポンをその場で使い、タクシーの運ちゃんに紫明会館までお願いします‼︎と頼み込み、運ちゃんと雑談しつつなんとか時間ギリギリに会場へ到着。

紫明会館のシンボルである立派な洋館の姿が見え、思わずホッとする。写真なんて撮る暇なく、タクシーにお礼を言って向かう。

洋館に入ろうとすると、入り口でスマホで感染予防の登録でQRコードを読み込まされる。

この作業が心を急かされ、手元が狂いました…!

なんとか作業を終えて、会場へ向かう。(次回へつづく)

【回顧】2019年末、東京までの道中旅を振り返って

2019年12月末、青春18きっぷで関東を旅したことを記録します。

旅の目的は、滝本さんの下北水中ライブと、代官山の酔いどれ大宴会というライブに行く為でした。

コロナが始まるまでは、私の旅の目的は大体ライブで、その行きすがらにどこかへ観光するのがお決まりでした。

今回は、ライブに行くまでの道中を書きます。

 

12月26日、仕事が終わってそのまま新幹線に飛び乗り、京都までワープしました。

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当時の18きっぷ…。5回ぶん全部使いきれませんでした。

京都からJRに乗り換え、終電の浜松で降りました。

浜松までの鈍行電車の中では、青空文庫ドグラマグラを読んでたのですが、作中に箱崎水族館が出てきて、先週の12月19日に福岡に行ってきたばかりだった私は(←これもライブ遠征)「作者は福岡の人だったのか!」と強く印象に残り、福岡の風土、侮るべしと思った。

着いてすぐ、浜松のネットカフェへ…。終電だったので、もうどこも飲食店がやってなくて、空腹のまま泊まりました。コンビニでプロテインバーとか買って、食べたりもしたけどこういう旅先では、何故か食欲減退して、とても味気ないです。きっと警戒心がある(気が張ってる)からですね。

夕方に職場から飛び出して、今は遠い浜松にいると思うと不思議な気分でした。

浜松は「さわやか」があるところですが、今回は行けず、浜松餃子も食べれずでした泣

いつか機会があればまた、行ってみたい。

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12月27日早朝、始発の電車に乗り、沼津で降りる。バスで沼津港へ向かう。

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新幹線で京都まで行ったのは、沼津や熱海に行ってみたかったからで、それに合わせて計画しました。

海がある街が好きです。朝の沼津の海は綺麗だった。

昨日ろくに食べずだったので、美味しいご飯がたべたいと思い、朝からやってる海鮮丼屋さんに行った。

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しらすと桜エビの丼…美味しかったです。また食べに行きたい。

私が来た時は朝だからか、人はそんなに多くなかったけれど、調べてみると沼津港は人気スポットなんですね。

水族館もあるもんね。バス移動中に眺めていた沼津駅前の街並みもよかった。

個人的に静岡の東の地域が好きで、佃煮とか、かつおぶしが美味しいイメージがあるし(出し汁が好きなので)、レトロなものが多い印象があるからか、ホッとします。

JRに再び乗り、沼津から今度は熱海に向かう。

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熱海に着いて、福島屋旅館に行った。

福島屋旅館は、熱海の温泉を調べている時に知りました。

源泉掛け流しの温泉で、昭和そのままの施設。写真、よーくよくみると猫ちゃんが写っています。玄関を開けたら猫ちゃんが寝てました。住みついてるっぽい、そんなところもよかった。

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ひなびた温泉というものに初めて足を運んだのは、福島屋旅館が最初でした。

勇気がなくて、店内の写真はあまり撮れなかった。旅館の中、渋かったです。時間が止まってるようで外と雰囲気が全然違いました。

歴史のある建物なので、脱衣所は薄暗く、廊下を歩くと床が体重でたわむ!これは衝撃でした…。

浴室も、そのままで、タイルの壁で、シャワーがなく蛇口のお湯で身体を洗うしかない。

慣れない手つきで蛇口のお湯を桶に汲みながら身体を洗ったけど、常連さんは大きなタライを使って洗ってた。なるほど…。

温泉は、熱めのお湯で気持ちよかった。泉質は、塩化物温泉らしい。じわ〜っと熱が身体に染み込んでくる感じでした。長旅だったから、すごく気持ちよかった記憶がある。

浴室には入り口から手前と奥に二つ浴槽があり、一つは使われておらず、薄暗くがらんとしていました、どこかもの寂しさを感じる。

わたしは長湯しましたが、常連さんたちはサッと入って出て行く方が多かった。

浴室を出ると、ちょうど入れ替わりで入ってきた女の人が、隣の男湯にいる旦那さんらしき人と壁越しに会話しながら入浴してたのがすごく記憶に残っています。

(えっ…、壁越しで会話⁉︎かぐや姫神田川みたいだな〜〜。風情があるなあ)

と内心思いながら身支度をした記憶がある。夫婦っていいな〜。

脱衣所には、ドライヤーはないが、受付に行ったら貸し出してくれるので、薄暗い脱衣所で髪を乾かしたり、化粧をしたりしたのも楽しかった。受付のお兄さんが無愛想で、そこがまた良かったです。

有名な温泉地だと、外観はレトロでも、中はリノベーション済みだったりする所もあるけど、福島屋旅館は昭和の雰囲気そのままで(現在はどうなってるんだろう?)好きな人にはたまらない所でした。450円で源泉掛け流し入れるのすごいですよね。

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福島屋旅館を出て、何気なく撮った、熱海の路地裏…。

熱海は坂の多い街ですね。最初、箱根の街並みと勘違いしてて、「あれ?熱海の街ってこうだっけ…?」と混同してた。

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熱海の道中、目について思わず撮ってしまった、プリン亭という喫茶店の看板。看板だけで申し訳ない。熱海はレトロな喫茶店、たぶん多いよね。

この日の熱海は年末の雰囲気で賑やかだった。カップルや学生たちがウキウキ歩いてそうな感じというか。

私はとにかく坂が辛すぎて荷物も重いので必死になって歩いてた。

なんとか駅へ着き、東京へ向かう…。電車を乗り継いで、いつの間にか夕方になる(東京での行動は割愛する。)

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夜になって、下北沢のレテで滝本晃司さんのライブに行きました。ここから、二日間ライブを楽しんだり、親しい人たちと会ったりした。

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翌日の酔いどれ大宴会。懐かしいです。

コロナが始まるまでは毎年行っていた気がする。(2017年くらいから)

 

旅といったら(私にとっては)ライブで、頻繁に東京に行ってました。自粛ムードの今、振り返ってみて、こうやって東京まで行ってた過去の自分が信じられないです。

今回の年末東京の旅を終えて帰宅したあと、(帰りの電車がまた大変だった)、風邪をひいて寝込んで、そのまま年を迎えました。気持ちと身体が追いついてなかったです。

改めて東京は遠くて「無理してたな〜」って記事を書いていて感じました。

でも、行くと過酷な旅が、吹っ飛ぶぐらい楽しくて。それが癖になっていたし、だからこそキツかったかもです。

こういった遠征を続けていくうちに、身体にも異変がおきました。最初は何も感じなかったのに、外の匂い?で吐き気を催すことがありました。

たぶん身体からサイン出てたんですかねー。そういうのもあって今はお休み中。

旅は、その時の状況とタイミング次第なので、同じ旅は出来ないんだと感じました。

またいつか関東に行きたいです。都会憧れます。

長文となりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

島根旅行3日目②・帰路に就く(終)

10時32分、快速アクアライナーに乗り温泉津を後にしました。

もうこれからは帰宅までの記録なので、特筆すべきところがあるかわからないけど、最後まで書いてみます。

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12時53分米子に着き、次の移動まで時間があるので昼食を取りに行きました。

快速アクアライナーは便利ですね…一気に米子に着きました。

米子は島根かと思いきや鳥取県なんだね。

米子駅前は結構都会で、居酒屋などの飲食店やビルが並んでました。米子駅は今工事中で、写真は仮駅舎らしいです。

工事する前、駅の中に昔ながらの食堂とかもあったみたいなんだけど、今はもう無くなっちゃったみたいです。

この日は、なんとなくカレーが食べたかったので、調べて駅の近くのカレー屋に行く事にしました。

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あんまり綺麗に撮れず申し訳ないです。

「カレー専門店とんきん」というお店でした。カツカレー600円で安かった。

しかし、お店に行くまでに道に迷って時間ロスしてしまい、次の移動までギリギリかも?と焦って、すごく急いで食べました…‼︎けど、このカレーはとても美味しかった。

カツは注文したらその場で揚げてくれて、サクサクだった。カレーは具がないサラサラのタイプで辛くて美味しい。

人気店なのか混んでたし、次々とお客さんも来てました。(席が空いててラッキーでした)

お店は年配の女性二人で切り盛りしていました。

今回、島根旅行で行ったお店、大体店主さんが女性だったな…(一日目の最後にいった居酒屋は男性だったけど)

なんとなく、個人の意見だけど山陰の女性はしっかりしているのかな?という印象を持ちました。

急いで食べて、立ち食いそばかな?というぐらいサッとカレー屋を出ました。

今回の旅は時間に追われてゆっくり食事ができないことが多かったかもしれません。

13時41分に伯備線の電車に乗りました。

伯備線は米子から岡山方面へ向かうローカル線で、電車もコンパクトです。

扉がジャバラ式で車両の後ろと前にあって、座席も縦座席とクロスシート(新幹線にあるようなボックス席)両方ともあります。このタイプは田舎の路線でしかみない気がする。昔、電車で三次に行った時もこういう電車だったなあ…と思いながら帰路に就きます。

結局、特急列車を利用せず帰りました。米子で昼休憩できたので、意外と長時間移動は平気でした。

今回の旅は、始終移動しやすかったな。

混むこともなく、時間も少し遅れたりはしたけど、ほぼ時間通りに移動できたし、とにかく人が少なかったのが良かったです。この帰りの伯備線でさえ空いてました。

島根はのんびりしたところでした。人混みに遭遇して慌てることは少なかったような気がします。親切な人も多かった。山陰の静かでゆっくりした雰囲気が自分に合ってました。

観光地選びも最低限行けるところを選んでいてよかった。自分の体力に合わせて行動できた。

たまたまそういうタイミングだったのかもですが、快適な旅だった。島根の方々ありがとうございました。

 

今までは旅というと、ライブの遠征目的で旅をしてました。帰りの移動はいつもライブでの出来事を振り返っていて、自分以外のものにずっと意識が向いてたと思う(それが楽しかった)

でも一人旅は全部意識が自分に向いていて、自分の内面と向き合うことができた気がします。それがすごく良かった。色んな気持ちに気がついたりするから。

八重垣神社での「己自身を大切に」という言葉を移動中、考えてました。

去年よく泣いてたけど、つらくて泣いてたんじゃなくて、自分の気持ちに向き合えた(気づけた)から泣けたのかな〜、悲しいことじゃなくていい事だったんかもなぁ、と少し思えました。旅のおかげです。

どうでもいいけど旅行中、ずっと「.いい日旅立ち」が頭の中で流れてました…。ブログタイトルも、「異邦人」から来ていたりします。

旅をしていると旅の歌が浮かぶ。。

そうこうしているうちに、伯備線から山陽本線に乗り換えて40分くらいで、地元駅に着きました。

なんとなくまだ帰りたくなかったので、最後に前から気になってたベトナム料理屋に行く事にしました。

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お店に行くとわたし以外ほとんどベトナム人で驚きました。聞こえてくる言葉が全部ベトナム語でちょっと緊張。。

注文した鶏肉のフォーは、レモングラスがガッツリ入っていて、鶏肉も、もも肉じゃなくてスジ肉かなと思いました。

ベトナムに行ったことないけど、本場の人が食べるフォーってこんな感じなのかな。スープがすごく優しい味で野菜たっぷりで美味しかったです。

でも添え物のレタスはどうやって食べるんだろう?(もやしはフォーと一緒に食べました)と謎でした。聞く勇気がなかったです。

フォーはお店によって味が全然ちがう気がします。具もお店によってバラバラだし米粉の麺の具合も違う気がする。

私の住んでる街は、ベトナムからきた労働者が近年増えて、ベトナム料理屋とかベトナムの食材を扱うお店が増えました。

店にはムスリムの人もいました。このお店は日本に働きに来てる人たちの憩いの場になっているんですね。

ベトナム料理屋が増えたからフォーの食べ比べをしてみたい。

食べ終えて店を出ると、いつもの見慣れた風景…不思議な感覚を抱きつつ、地元の新たな一面を垣間見て、家に帰りました。

グダグダと長い旅の記録でしたが、最後まで見てくれた方、島根の方々、Twitterで反応やコメントして下さった方ありがとうございました。

自分で何かを発信するのは勇気がいりますね。。

気が向いたら、また何処かの旅の記録を書こうと思います。(おわり)