本の感想一覧
どうやったらうまく伝えられるかなーって、ブログ書く時、いつも悩む。
今日は本の感想一覧を。なんとなく、本の感想を書きたかった。
○正しい神頼み
図書館で貸りた。四柱推命の占いの先生が書いたスピリチュアルな開運に関する本。
印象に残った部分は、亡くなった人とは襖一枚で繋がっていて、心の中で語りかけると良いよと書いてあった。これを読んで、個人的には、生前もろくにコミュニケーションがなかったのに、いまさら「元気にしてる?」なんて心の中で話しかけてもなんだか気まずいなあ、なんて思ってしまった。そんな細かいことはどうでもいいか。でも心の中で語りかけるのは、確かに良いことのような気がする。
それが自分のためだとしても、愛がある気がする。目に見えるもの以上に目に見えないものは宇宙のように広いんだろうな。
○体癖 / 整体入門 / 風邪の効用
野口整体に興味を持って、上記の野口晴哉著書の文庫本3冊購入して読んでみた。
野口晴哉さんは野口整体の創始者で体癖という概念を作った方。明治生まれの方なので文体や雰囲気が純文学感あってなんか良い。
人間の感受性には癖があるらしく身体の偏りや重心によって12種類の体癖が分類されるらしい。その癖は体質だけでなく、性格や価値観などにも表れるとのことで、最初はそこに興味を持って3冊も買ってしまった。
野口整体は基本的に自然に任せるという健康法で、緊張したり使いすぎた身体の強張りや偏りとかをその都度体操や特定の部位を温めたりして調整していくようだ。
その中に愉気っていう手を当てて気を集中させ患部を弛める、緩和するという手法があるのだけどちょっとスピリチュアルっぽくて戸惑う。
超現象的なものでなく誰しもが気をだせるもので、子供のころお母さんに手を当ててもらったらなんだか安心する、あの感じが愉気らしい。よーわからんような、わかるような。
現代はあまりにも目に見えないものを怪しみすぎて、相容れない感じがしますが、個人的には不思議ながらもなるほど〜と思いました。胡散臭いようでそうじゃないような、やっぱり不思議なような笑
身体を温めるのはやっぱりいいようで、足湯や脚湯などの方法など書いてあった。(そのほか体癖別の体操なども)
整体素人の私は腰椎1番がどこかわからず専門用語が多いのでしっかり理解できるわけではなく、この3冊を読んでも分からないことが多かった。
そこで野口整体をベースにして独自の整体を編み出したことで有名な片山洋次郎という先生の本も気になって一冊買ってみた。片山先生の本も体癖について言及されている(自己診断法も)
片山先生の他の本も気になってて、欲しいなーと思っているが、私は一体どこへ向かってるんだろう。
やっぱ体調崩してからこういう健康系の本が気になってしまっています。
○自分に気づく心理学
テレホン人生相談でおなじみの加藤諦三先生の本。本も文庫じゃないのに安い、今はわからないが以前はプライムでも読めたりして手に取りやすいかと思う。
神経症の方、親と不仲の方、自信のない方、人付き合いが苦手な方などが読むと共感することが多いのかも。まるですみずみ解剖されるように、細かく甘えや依存について書かれているので読むと苦しくなるが納得することも多い。「じゃあ一体どうすればいいの?」と読んでる最中に思ったりするが、自分で自分の心理に気づき認めなければ(素直にならなければ)解決策は見つからないという意味で、こういう書き方をしてるのかな?と思った。
苦しいけれども認めなければ先は見えないと人生相談でも先生はよく仰っている印象。
他人に認めてもらうのではなく、自分で自分をほめ、認めてあげる。わかるけどむずかしい。
とりあえず、自分を褒めてあげる時間を作ろうと思った。自分を褒めたり認めてあげるのって実は難しいよね。
他にも感想を書きたい本があるが、それはまたいつか書こう。